野帳スケジューラーを使いこなす

2017年も年の瀬となりました。さすがにこの時期になると、多くの人は来年のスケジュール帳をすでに買っているでしょうし、場合によっては使い始めているかもしれません。

 

スケジュール帳は必要ですか? 

私の場合、「必要では無いけど、あった方が良い」という感じです。プライベートについてはGoogleカレンダーに登録してあり、それをスマホでチェックすれば良いのですが、会社スケジュールについては同期できないからです。情報システム部門のポリシーによるもので、趣旨は分からないでも無いのですが、困ったものです。

 

会社スケジュールは、会社でしか必要ないので会社PCでチェックすれば良いということになりそうなのですが、今度はPCがモバイルでは無いので、こまめにチェックできないという問題もあるのです。なので、会社スケジュールを中心にスケジュール帳に転記するという作業をしています。

この転記作業、言ってみれば完全なムダなのですが、実はそうでもないメリットがあります。それは転記作業によって、キチンと今日一日のやるべきことが明確になることと、その結果などをメモしていけるからです。更には、見返すのがラク、という点もあります。プライベートも会社も、一つのスケジュール帳で統合的に見返すことができるというのは大きいのです。

 

この一週間、なにをしてきましたか。会社で言えば週報を書くような場合に、さっと実績を見渡せるというのは大きなメリットだと思います。

 

どんなスケジュール帳を使いますか?

さまざまなスケジュール帳が売られていますね。何がベストかは人によるでしょうし、年月によっても変わってくるでしょう。ところでスケジュール帳ではメモ欄が少ないと感じることが多いですよね。だからスケジュール帳とメモ帳の2冊持ちというスタイルの人がかなり多いように思います。

それが面倒だし、何より情報の一元化ができないので、いろいろ試して落ち着いたのが野帳スケジューラーです。言わずと知れたコクヨ野帳。SKETCH BOOKと分類される方眼タイプの分類番号・セーY3がベースとなります。

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メモ帳をスケジュール帳にする

見ての通り単なるメモ帳です。そのシンプルさから好きになる人続出の製品です。これを日々スケジュール帳にしていく訳です。ここにシールを貼ればデイリーバーティカルが出現するって訳です。

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そこに日々の予定を書いていく。一番のメリットは、メモ帳としての紙幅に制限が無いことです。いくらでも増やせるし、無ければ、次のページに翌日のバーティカルを貼れば良いだけ。

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 日々のちょっとしたこと

簡単に想像できることですけど、このシールを作るのはちょっと手間。ラベルマイティというソフトでテンプレートを作って、A-ONEのラベルシール・60206で印刷しています。今までに特にスタンプなども試してみたのですが、出張や旅行の場合であっても対応できる形が良いとなって、結局はシールに落ち着きました。シールにしてもどんな形が良いのかを試行錯誤して、A-ONEのA4に6枚印刷できるものに落ち着きました。

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細かいことを言えば、プリンターも背面給紙できるタイプが便利かと思います。

 

スケジュール欄も時々改訂

今は8時~17時としていますが、これを何時にするかは人によって大きく異なると思います。最初はだいぶ広げていたのですが、結局はコアタイムさえあれば良いと判断してこのような形に落ち着いてきました。あとToDoみたいなものを一緒に印刷するかどうか。これも人によって大きく異なると思います。

 

 野帳カバーもあった方が良い

カウネットから透明な野帳専用カバーが発売されています。これは便利なので、是非使ってみてください。カード類を入れることができますし、ついつい切らしがちな名刺もスタンバイにすることができます。

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多くなってきたらどうするか

 野帳は薄いところが良いのです。胸ポケットに入れても違和感が無い。だからいつも持ち歩ける。当然ながら、その結果として長く使うことができないわけです。特に野帳スケジューラーとしてスケジュール帳とメモ帳を兼用して情報の一元化を図っていると、日々の記載量が増えるので、どんどんページを消費していきます。

 

最近は、月に2冊程度か。となると、それぞれの野帳がいつのものだったのかを明記したくなります。そこで再びラベルマイティの登場です。今度は品番31553というA4に40枚印刷できるものを用います。これもA-ONEの製品です。

そのラベルに2段の数字を打っています。上段は西暦の下一桁。下段は月を意味します。丸数字は10月、11月、12月のいずれかを指しています。丸数字の2であれば12月という意味で、2月とは別物であることを意味しているわけです。

 

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ちなみに野帳を入れているのは、鎌倉名物鳩サブレーの空き缶です。これがほんとピッタリなのです。

まとめ

 一つひとつにそれほど目新しいことはありませんが、特にヤチョラー界隈でスケジュール帳との合体を考えている人の参考になればと思いました。